Shopifyでカゴ落ちを防ぐ方法は?対策とおすすめのアプリを解説

ShopifyでECサイトを設立したけど、思うように売上が伸びずに困っている方も多いのではないでしょうか。そんなときは、カゴ落ちが発生していないか疑ってみましょう。この記事では、Shopifyでカゴ落ちを防ぐ具体的な方法とおすすめのアプリを解説しています。

カゴ落ちとは?

カゴ落ちとは?

カゴ落ちとは、ECサイトに訪問したユーザーが商品をカゴに入れたまま、購入手続きを完了せずにサイトから離脱してしまうことを言います。米国のBaymard Institute社の調査によると、世界中のECサイトを訪問したユーザーのうち、およそ69%がカゴ落ちに至っているというデータがあります。

この結果を単純に計算すると、売上のおよそ2.5倍もの金額を獲得する機会をカゴ落ちによって失っていることになるのです。カゴ落ちの影響はそれほどに大きいため、安定した売上を計上するためには早急な対策が必要と言えます。

カゴ落ちが発生する原因

カゴ落ちが発生する原因

カゴ落ちの対策をする前に必要なことは、なぜカゴ落ちが発生するのかという原因を知ることです。ECサイトでカゴ落ちが発生する原因としては、おもに以下のようなものが挙げられます。

  • 配送料や手数料が高い
  • 購入するためにアカウント登録が必要
  • 配送に時間がかかる
  • 購入完了するまでの過程が長い
  • 決済方法がクレジットカードのみ
  • 合計金額が不明
  • 通信エラーが発生した

このうち、ECサイト運営者が対策することによってカゴ落ちのリスクを軽減できるケースもあるので、次項でおもな対策方法をご紹介します。

Shopifyでカゴ落ちを防ぐ方法

Shopifyでカゴ落ちを防ぐ方法

配送料の見直し

ユーザーが商品の購入を一旦決断した後でも、配送料によっては購入を躊躇してしまい、そのままカゴ落ちとなる場合があります。ユーザーに分かりやすい購入システムとするなどの理由で配送料を全国一律に設定しているECサイトもありますが、カゴ落ち対策としては改善の余地があるポイントです。

例えば、一定の購入金額を超えると配送料を無料にしたり、合計重量ごとに配送料を細かく設定する方法などがあります。ユーザーにお得感をもたらすことになり、決済まで進んでくれる可能性が上がるでしょう。

決済方法の追加

ユーザーが欲しい商品をカゴに入れて、いざ決済となったときに、決済手段がクレジットカードしかない場合は、購入を躊躇する場合もあります。これは、クレジットカードの情報をインターネット上で入力したくないユーザーが一定数存在することが原因です。このような形でユーザーがECサイトから離脱することを避けるには、決済方法をできるだけ多く用意しておくことが望ましく、カゴ落ち対策としても有効です。

Shopifyでは、Shopifyペイメントを利用すれば主要なクレジットカードでの決済が行えるだけではなく、Apple PayやGoogle Payなども決済手段として導入できます。また、国内では代引き決済や銀行振込もまだまだ利用者の多い決済方法であり、用意しておくとユーザーの選択肢が広がり、購入に至る可能性は向上するでしょう。

カゴ落ちを知らせるメールの送信

ユーザーがカゴ落ちに気付いていないときは、カゴ落ちを知らせるメールを送信することによって購入手続きを行ってくれる可能性があります。Shopifyにはカゴ落ちを知らせるメールを送信する機能が用意されており、管理画面から簡単に設定することができるので、必ず設定しておきましょう。

その方法とは、管理画面にあるメニューの「設定」から「通知」へと進み、「お客様通知」の欄に表示されている「カゴ落ち」をクリックします。ここで、カゴ落ちを知らせるメールに記載する文言を編集することができます。

ただしこの方法では、カゴ落ちを知らせるメールをユーザーに送信できるのは一回だけなので、十分な対策とは言えません。そこで、さらなるカゴ落ち対策としておすすめしたいのが、アプリの導入です。次項では、カゴ落ち対策に役立つアプリをご紹介します。

Shopifyでカゴ落ち対策に有効なアプリ

Shopifyでカゴ落ち対策に有効なアプリ

アプリを利用すれば、カゴ落ち対策に有効なさまざまな機能を、高度な知識を必要とせずに付与することができます。Shopifyで利用できるアプリの多くは英語表示という難点もありますが、機能を利用するために設定する項目は少なく、大きな支障にはなりません。カゴ落ち対策に役立つアプリはたくさんありますが、ここでは中でも特におすすめの5種類のアプリをご紹介します。

Klaviyo

Klaviyo

Klaviyoは、ユーザーが商品をカゴに入れたままサイトから離脱しようとすると、ポップアップを表示させることができるアプリです。さらに、時間指定して異なる内容のカゴ落ちメールを自動送信する機能もあるので、デフォルトのメール送信機能より高度なカゴ落ち対策ができます。Klaviyoは無料プランを含めた4種類のプランがあり、15日の無料トライアル期間も用意されているので安心です。

プランFREESTARTERGROWTHCONVERSION ONLY
料金無料$15/月$45/月$70/月

Klaviyoは、Shopify app storeから追加できます。

Privy

Privy

PrivyもKlaviyoと同様に、ユーザーがサイトから離脱しようとするとポップアップを表示させることができるアプリです。その他にもメルマガやクーポンを送信する機能も備わっており、メールマーケティングに特化しています。Privyには無料プランを含む4種類のプランがあり、料金は以下の通りです。

プランFREESTARTERPROBUSINESS
料金無料$3.99/月$10.99/月$79.99/月

Privyは、Shopify app storeから追加できます。

PushOwl Web Push Notification

PushOwl Web Push Notification

ショップに訪問したユーザーが買い物途中にショップ内を移動する際に、タイトルバーを表示して知らせることができるなど、リアルタイムでの通知に特化したアプリです。また、カゴ落ちを知らせるメール内容やデザインなどカスタマイズの自由度が高く、時間指定などの詳細も設定できます。無料プランを含む2種類のプランがあり、料金は以下の通りです。

プランBASICBUSINESS
料金無料$19/月

PushOwl Web Push Notificationは、Shopify app storeから追加できます。

consistent cart

consistent cart

カゴ落ちが発生したときに、ユーザーに対してプッシュ通知を送信することができるアプリです。通常のメールのみならず、SMSとFacebook Messengerでも送信することができるメリットがあり、時間指定も可能です。さらに、カゴ落ちに関する詳細なデータを獲得することができる機能も備わっています。無料プランを含む2種類のプランがあり、料金は以下の通りです。

プランBASICPRO
料金無料$29/月

consistent cartは、Shopify app storeから追加できます。

abandoned cart recovery

abandoned cart recovery

全ての機能を無料で利用できるアプリですが、カゴ落ちユーザーへのプッシュ通知の送信と時間指定、さらにデータ分析機能もある充実した内容で、カゴ落ち対策に有効です。abandoned cart recoveryは、Shopify app storeから追加できます。

まとめ

Shopifyにはデフォルトでカゴ落ち対策用のメール送信システムが備わっているので、ECサイトを運営するときはすぐに設定することをおすすめします。その他にもカゴ落ち対策に有効なアプリがたくさん開発されているので、上手く活用して売上アップにつなげましょう。

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