ECサイトを運営するうえでFAQを設置することは、顧客満足度の向上に効果的です。ShopifyにはデフォルトでFAQを設置する機能が用意されていますが、シンプルな機能で自由なカスタマイズもできません。そこでご紹介したいのが「よくある質問どこでも挿入|リテリアFAQ」というアプリです。
この記事では「よくある質問どこでも挿入|リテリアFAQ」の使い方を初心者にも分かりやすく解説します。
目次
「よくある質問どこでも挿入|リテリアFAQ」とは?
「よくある質問どこでも挿入|リテリアFAQ」は、株式会社リテリアが株式会社UnReactと共同で開発したShopifyアプリです。2022年3月14日にリリースされ、その名の通りShopifyサイトにFAQを挿入することができます。リリース早々にもかかわらず、ユーザーからは使いやすさなどが高く評価されています。
株式会社リテリアは2021年11月に創業したばかりで、国内ではまだ数少ないShopifyアプリを開発する企業です。現在流通しているShopifyアプリのほとんどが海外で開発されたものという中、「よくある質問どこでも挿入|リテリアFAQ」は、国産アプリならではの安心感が好評となっています。
料金
$4.99/月 |
「よくある質問どこでも挿入|リテリアFAQ」の特徴
FAQをShopifyサイトのどこでも自由に挿入できる
「よくある質問どこでも挿入|リテリアFAQ」は、その名の通りShopifyサイトのどこでも自由にFAQを挿入することができます。挿入する場所の制限がなく、プレビューを見ながら編集できるので、サイトのイメージを保ちながら思いのままにFAQの機能を追加できるでしょう。
コーディングの必要がない
アプリを導入する大きな目的の1つが、コーディングを行わなくても各種機能を利用できることで、「よくある質問どこでも挿入|リテリアFAQ」でもそれは例外ではありません。HTMLなどの知識を必要としないので、Shopifyサイト運営の初心者でも簡単にFAQの編集をすることができます。
カスタマイズ性が高い
豊富なカスタマイズ性を持つことも特徴で、自身のECサイトのイメージに合わせたデザインを構築することができます。その反面、操作性はシンプルなので、Webサイトのデザインに慣れていない方でも思い通りに作業を進めることができるでしょう。
日本語に対応している
Shopifyには既に数多くのアプリが存在していますが、海外発祥のプラットフォームであるうえにサービス開始されてから年数が浅いこともあり、日本語に対応しているアプリはまだ多くはないのが現状です。しかし「よくある質問どこでも挿入|リテリアFAQ」は日本の企業が開発したアプリなので、全ての機能を日本語で利用することができます。
日本人エンジニアの開発による安心感
日本人エンジニアにより開発されているアプリなので、当然ながら日本人の感性をよく理解しているため、使用感やデザインなども日本人ユーザー向きで、快適に操作できます。Shopifyアプリを本格的に開発している国内企業はまだ多くはなく、国産アプリは貴重な存在です。
無料体験期間を用意
「よくある質問どこでも挿入|リテリアFAQ」の利用料金は月額$4.99ですが、7日間の無料体験も用意されているので、お試しで使用してみてから課金することもできます。管理画面に詳しいマニュアルが用意されていますが、日本語でのサポートも受け付けているので、疑問点が生じても安心して使用できるでしょう。
「よくある質問どこでも挿入|リテリアFAQ」の利用方法
アプリの追加
まずはShopify app storeにアクセスし「アプリを追加する」をクリックします。
アプリの自動インストール
次に、「アプリをインストール」をクリックして「よくある質問どこでも挿入|リテリアFAQ」を追加しましょう。
その後、使用するテーマにアプリを導入します。使用したいテーマを選択して「有効化」をクリックします。するとアプリが自動インストールされ、問い合わせページにFAQを表示するためのブロックが挿入されます。
プレビューを見ることができるので、初期状態のFAQが追加されていることを確認してください。
アプリの手動追加
前述の自動インストールでは、FAQを挿入できるのは問い合わせページのみなので、Shopifyサイト内の任意の場所にFAQを挿入したい場合は手動でブロックを追加する必要があります。また、自動インストールを行ってFAQが上手く挿入されない場合も、手動での追加を行うことでブロックが挿入されます。
アプリを手動追加する方法は、まずアプリの管理画面のメニューの「オンラインストア」から「テーマ」へと進み、「カスタマイズ」をクリックします。
さらに、FAQを追加したいページのカスタマイズ画面を表示し、画面左に表示されている「セクションを追加」から「FAQ(アコーディオン)」または「FAQ(見出し)」のいずれかを選択します。
「FAQ(アコーディオン)」を選択すると、質問1つ分のブロックが挿入されます。「FAQ(見出し)」を選択すると、FAQの見出しとなるブロックが挿入されます。それぞれの編集方法を以下で解説します。
アコーディオンのカスタマイズ
前述の方法で任意の場所に「FAQ(アコーディオン)」ブロックを挿入すると、画面左側の「アプリ」の項目に「質問を入力してください。」という欄が現れます。デフォルトではこのように質問の欄が1つですが、あとで追加することもできます。一例として編集してみましょう。クリックすると、画面右側に質問文を編集する欄が表示されます。
質問文の位置には、デフォルトでは「質問を入力してください。」と表示されているので、任意の質問文に書き換えましょう。また、質問部分を開くと「回答を入力してください。」と表示され、回答文を編集することができるので、質問の回答としてふさわしい文に書き換えましょう。
さらに質問を増やしたいときは、画面左の「アプリ」の項目にある「ブロックを追加」をクリックすると、新しい質問の欄が追加されます。逆に質問を減らしたい場合は、画面左の「アプリ」の欄で削除したい質問を選択した状態で、画面右下のゴミ箱のアイコン、または右下の削除ボタンをクリックすると削除できます。
見出しのカスタマイズ
見出しの編集も、質問と同じように画面左の「アプリ」の項目にある「見出し」をクリックすると、画面右に見出しを編集するための欄が表示されます。デフォルトでは「見出し」と表示されているので、任意の見出しに書き換えましょう。さらに、テキストの色を変えたり、太字にしたりすることもできます。
まとめ
ShopifyサイトにFAQを挿入することによって、訪問してくれる顧客の疑問点を解消することにつながり、コンバージョン率の向上も期待できます。この記事を参考にしていただき「よくある質問どこでも挿入|リテリアFAQ」を上手く活用して顧客の心をつかみ、ECサイトの売上アップにつなげましょう。
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